折りたく仮面浪人の記

二浪仮面の雑記

現代文

京大において現代文は鬼門といえます。本来現代文は点数の取りにくい科目であり100点満点なら60点くらい取れたらいいなレベルなのですが、なぜか京大受験生の中には古文と合わせて150点満点中130点くらい取るやつが割といます。どういうからくりなのかわかりませんが凄い点数です。

自分も高校二年生までは現代文が得意であると自負していたのですが、いざ京大オープンを受けてみると4,50点しか取れておらず大変ショックを受けました。

 

去年河合塾にいたころはトップ現代文記述みたいな名前の授業で毎週添削課題があったのですがそこでも点数は一年通して上がりませんでした。

 

理由はいくつか考えられます。

①文章が読めていない

②解答要素に取りこぼしがある

③記述のルールに則っていない

等々...

 

おそらく全て当てはまってるんだと思います。

まず①について。文章を読むということはただ目で文を追うことではありません。それを頭で整理し、筆者の言いたいこと、根拠、を把握すること。これを意識的にしたことが今までなかったんです。びっくりですね。これが必要だと気付いたのは『現代文読解力の開発講座』を始めてから少しした時です。漠然と文章を読んで解った気になってはいけないということですね。

 

②について。これも自分の中ではあるあるでした。河合の授業では解答要素をまとめて教えてくれるのですが、良くて一、二個。一つも当てはまっていないなんてことがざらでした。思うに、これは読み方を知らなかったことに原因があると考えています。例えば具体例を解答に含めている、解答の中に筆者が譲歩のために入れた文章が入ってて主張が入っていない、など。

ここはしっかりとしたルールを学んでいなかったのが悪いですね。具体例は()に。解答は簡潔に。ちゃんとここら辺を意識していきたいと思います。

 

③について。記述のルールとはさっきのように具体例を入れているとか、抽象表現をそのまま使っているとか主述が不一致だとかそういうところです。

 

ここら辺を今になって学んでいます。幸運にもBOOK・OFFで中野師の『現代文読解の基礎講義』を手に入れることができたのでこれを使って客観的速読法、論理的読解法を学んでいます。

ですがここでも少し問題が起こっているんですよね。。。(続く)

期末テストと夏期講習

仮面先での前期の期末テストが終了しました。(バンザーーーーーイ!!!!!!!!!!!!!!!!)

 

正直単位がもらえるか怪しいところもあるのですがどうせ今年で去る(予定)の大学の単位なんかあってもなくても変わらんのです。

ただ万が一、いや億が一、来年もここにとどまることになった時のために最低限の単位は持っておこうとは思っています。特に必修を落とすと来年一年生と一緒に受ける羽目になってしまう。。。

 

テスト期間が終わると同時に夏期講習の期間が始まりました。ただほんとは少しかぶっていたんですけどねw

お茶の水三号館で雲k師の難関数学1a2bをとっていたのですが最終日に日本史概論と日程がかぶっていて、駿台が12:50までで日本史が1:20からだったんです。ぎりぎり間に合わなかったんですけど2分の遅刻は何とか認めてもらえましたw

 

このあと内野師の一橋国語が控えているので予習頑張ります。Twitter・・・あっ、今は「X」でしたね。Xの先に受講していたFFの方から内野師の講座について聞いてみたのですが、現代文に対する考え方が変わったと絶賛されていたので楽しみにしています^^

 

そのあとは名古屋に帰って京大オープンと京大実戦。冊子に乗れることはないかもしれませんが、載れるように頑張ります!

君たちはどう生きるか

火曜日に気分転換に映画館に行ってきました。池袋のでかいところです。

見に行くのはもちろんジブリの最新作「君たちはどう生きるか」です。タイトル的にも仮面浪人生にぴったりですね!

 

この時期の仮面浪人生のつらいところは夏期講習の予習と大学の期末試験がかぶってしまうところですよね。どうして大学側は僕の夏期講習の邪魔をしてくるのでしょうかね。。。ちょうど火曜日にドイツ語のテストが終わったのでちょっと休憩しようということで。ご褒美みたいなものです。

 

 

 

※注!以下ネタバレ含みます

 

 

 

 

 

ジブリの作品を映画館で最後に見たのは借りぐらしのアリエッティだったのでほとんど記憶ないんですよ。まず最初のトトロが描かれた青いスクリーンに「スタジオジブリ作品」と書かれた画面を見て少し感動しました。

内容は完全秘匿でしたし、公開後もツイッターのトレンドをアメリカのものにしたりして徹底的にネタバレを避けてきたので(主題歌が米津玄師であることは公式にバラされました)最初はハウルのような西洋風の街を舞台にしたファンタジーかと思ってたんですが、最初にサイレンが鳴り平屋が立ち並ぶ風景を見たときに良い意味で裏切られたなって思いました。なんというか前作風立ちぬに引っ張られたのかとも思いましたが、内容はたしかに冒険活劇ものでしたね。

あと冒頭の空襲の中を眞人が走り抜けるシーンは本当に圧倒されました。宮崎駿独特の走りとおそらく最新技術を駆使した映像のぼやかし方などあの映像は映画館でしか味わえないかもしれませんね。

 

内容としては大叔父さんが建てた不思議な塔をめぐる冒険なんだけど、どうやら大事そうに思われるキャラクターとセリフがたくさん登場するので頭がこんがらがってしまうのだと思います。

そこで個人的に気になった大叔父様について、

このキャラクターは世界を裏で支えている的なことをおしゃっていたのですが、なんか13個の積み木を並べて安定してるとかどうとか言っていたんですよね。13っていう数に心当たりがあって調べてみたらやっぱり「未来少年コナン」から「君たちはどう生きるか」までの宮崎作品の数が13個だったんですよ。それで「自分は道半ばで~」「跡を継いでほしいから~」と言っていたんですよ。これって要するにジブリの後継者を探してるってことなんじゃないかなーって素人ながらに思いました。仮に正しいとしたら、宮崎さんは今後のアニメ界を憂いているような気がします。。。

 

素人の戯言ですがね。

 

あとわらわらがとてもかわいかったです。久しぶりに純粋な「かわいい~」という感情が起こりました。なんか駿台の公式キャラの色付け前みたいなキャラですよねw

ただ、もののけ姫のコダマとかと比べると少し安直なキャラなのかな~なんて思ったりもしてしまいました。かわいいだけというかなんというか。ぶっちゃけそれだけで僕としては十分なんですけどね。グッズ化期待してます。でも両方ともとても似ていますよね。途中でデイダラボッチorペリカンに食われちゃうとか。

 

米津さんの曲も良かったですね!正直また米津かよって思ってましたが、やっぱ米津だよなってなりましたw映画館で聞いた時は「ふ~んこんな曲か~」っていう感想しかなかったですが後々spotifyでに三回聞いてみると「なにこれぇ~めっちゃええやんけ~!」ってなりました。

冒頭のバグパイプ・・・でしょうか?の音で一瞬平沢進のバンディリア旅行団を思い出しました。意識してるのかは知りませんが。

 

なんだか評価が拮抗していると耳にしましたが、個人的には大満足でした。もう一回くらい見たいです。

 

以上!勉強に戻りますね!皆さんも夏頑張りましょう!

仮面先でのゼミについて

夏も盛りになってきまして、セミが続々と地中から這い出てミンミンと鳴いております。

そんな中私は仮面先でゼミの案内を受けてきました。

自分は史学科所属なので、ゼミは日本史、世界史、、、等々の中からさらに古代史、中世史、、、と選んでいくわけです。

 

自分は元々日本史を学ぼうと京大を目指していたので、仮面先でも日本史を選ぶ気でいたのですが、ここ数ヶ月間で色々な経験をしていくうちに自分が何をやりたいのかわからなくなってしまいまして。。。

仮面先には面白いゼミがたくさんあるんですよ。たとえば文化人類学とか民俗学とか文化環境学とか、既存の歴史学にとらわれないようなものがあってとても興味をそそられるんですよね。

 

去年の夏期講習中に河合塾のとある先生が浅田彰氏の『構造と力』の話をされていて、その後にちょっと気になって読んでみるとまぁ難しいのなんの。それをなんとか解読しようと橋爪大三郎氏の『初めての構造主義』とか色々読んでいるうちに(浪人中に何やってんだって話ですが)そっち方面も学んでみたいなと思うようになったんです。いや、なってしまったという方が適切か。

『構造と力』の中にも出てくる「中心と周縁」という理論がありまして、私なんかが説明すると誤解を招くので改めて調べてもらいたいんですが、もともと文化人類学者の山口昌男氏が提唱されたものだそうなんです。文化人類学・・・奥が深い・・・。一度そう考えてしまうとそっち方面に惹かれてしまう。

 

あと、京大で史学やるなら文学部だろとツッコまれた方もいると思うんですけど、去年まで文学部志望だったんですけど、上記のような理由で今年は思い切って総合人間にしてみようと考えたわけです。総合人間なら最悪後で変えたくなったときに融通が利くだろうという感じがして。

 

優柔不断ですよね・・・ほんとは志望校なんかで悩む時期ではないんでしょうけど。。。

 

 

 

夏期講習言い忘れ

前の記事で夏期講習について書きましたけど、河合の講座について書くのを忘れてましたね💦

 

河合塾では「京大英文解釈」「京大英作文」をとりました。京大の名を冠した講座ですね。確か去年まで京大英語という名前でまとめられていた気がするのですが別れたんですかね?

これは地元名古屋で受けることにしました。理由はただ一つ。

 

講師がいいから

 

です。

 

京大英文解釈の名駅校での担当は玉置全人神です。あの!!!玉置全人神です。透視図の著者の一人として有名ですかね。中学時代に河合に通っている友人から「玉置名人という神が河合にはおられる」ということを常々聞いており、去年初めて冬期講習で英語長文の授業を受けたのですが、、、

いや~圧巻の一言。教室に入ってからいきなり英語が一体如何なるものなのかを語りだし共テまでに具体的にどのような勉強をすればいいのか、その道筋を語る。そして生徒を煽る煽る。。。これが嫌味など全くなく「君たちはここができていない!」「それはどうしてか!」「共てまで15日しかない⁉違う!15日もある!その間に何をするのか!」とまぁとんでもなくやる気の出る授業。終わる頃には全員の心の中に熱い炎がたぎっていました。

去年は東大英語の担当だったので冬しか受けれなかったのですが、今年はどうやら京大担当!!これは受けるしかない!

 

 

京大英作文の担当は松延神です。こちらはあまり有名じゃないかな?ただこちらもとんでもない神講師。去年の京大クラスで受け持ってもらったのですが、いまいちよく分かっていなかった英作文というものをどこの大学でも戦えるレベルまで上げてもらいました。

方針が明瞭、そして板書がわかりやすい授業です。多くの先生がプリントで済ませてしまうので板書メインの講師は珍しかったですね。唯一ノートが二冊目に入った授業でした。情報量が多く一見するとわかりにくいですが英作文を解くにあたってどのような考えを用いるのか、師の思考プロセスがそのまま映し出されたような板書で復習にもってこいです。

思えば去年の直前も添削に通わせてもらいましたね・・・(落ちちゃってごめんなさい)

 

という感じで今年の河合中部地区の英語はかなり神ってます。(千種校には超人気講師登木神が控えてます・・・おそろしや)

 

そんなわけで本当は東京で受ける予定だった夏期講習を名古屋にしました。

夏期講習って効率のいい受け方がいろいろ紹介されていますけど、自分はやっぱりまずは講師で選ぶべきだと思っています。それはモチベ的な意味もあるけれど、やってる参考書の著者だったり解答の方針が自分に合っていたりすると効果倍増ですからね。下手に多くとるより講師と教材の質で選ぶべきだと思います。(河合駿台なら教材の質は担保されてるでしょうたぶん)

ですので下調べは欠かせません。そのための駿台wiki河合wikiですからね、チューターに言われるがままに取っていては金がいくらあっても足りなくなります。

 

夏期講習について①

忙しすぎてブログやってたの忘れてましたね(嘘)

申し訳ないですちゃんと書きます。

 

 

一本目に自己紹介を書いて、その後夏期講習について書こうかなと予定していたのですが、ブログサボっていた間に申込期間が始まり、申込みをし、教材が届きました。何日間サボってたんやろなぁ(遠い目)

一応、駿台でハイレベル文系数学と京大国語、一橋英語、河合で京大英文解釈と京大英作文を取る予定です。

 

絵?なんで一橋かって?

それはねぇ、内野さんの授業を受けてみたい。ただそれだけなんだよ。。。

というのも、前々から関東駿台には内野というとんでもなくレベルの高い現代文講師がいると聞いていまして、せっかく仮面で一年関東にいるんだから受けてみたいなぁと思ったわけです。

間違っても一橋に転向したわけではございません!!!←重要

 

一橋の講座取るときにパトロン(親)からなにか言われるかなぁと思っていたのですがノーツッコミでしたw!やったー

 

実は、夏期講習について仮面ならではの壁にぶつかったんですよ。何かって言うと期末試験とのダブルブッキング。

 

駿台の夏期講習は7月の中旬から始まるんですよ。で、自分の所属している大学の期末試験はいつからかって言うと20日~31日。。。

そう、被るんです。それはもう見事に。しかも日程不明だから被る可能性と被らない可能性がハーフハーフ。。。

それで7月の取りたかった講座(雲kの数学とか)は全部泣く泣く諦めることになる・・・かと思われたんですが、駿台側に確認したところどうやら3日前までならキャンセルして映像に切り替えられると・・・!!

 

さすが駿台!!!

 

ってことでとりあえず講座だけ予約しといて後で被ったら切り替えようと思います(予約取れなかった人に迷惑だって?うるさい)

まぁ被る可能性のほうが高いんですが、被らなかったときに(取っとけばよかった・・・!!)って悔しい思いをしたくないので苦肉の策です。^^

 

あと共テ系の講座は一切取ってません。共テ数学ⅠAとか共テリーディングとか。なぜかというと去年の反省がありまして、去年(まだ河合で純浪していた頃)チューターの言われるがままに共テ系の講座を取った結果、あまりの忙しさに忙殺されるという事態が起きまして、京大オープンと実戦に集中できないという散々な目にあってしまったのです。

 

しかも共テ系講座って本当に意味があるのかどうか怪しいところがありまして、黒本買って演習していたときのほうが成績の伸びが良かったんですよね。。。

 

ですので今年の共テ対策は過去問の徹底研究に費やしたいと思います。

 

あと夏になると冠模試がありますね。仮面当初は河合も駿台代ゼミも全部受けてやるぜ!!って感じだったんですけどどう考えてもそんな受ける必要はないし、復習間に合わなさそうな感じなので去年と同じくオープン×2実戦×2で行こうと思います。

 

オープンと実戦に関しては次の記事で書こうかな。それでは~

 

自己紹介!

はじめまして!某私立大学で京大を目指して仮面浪人中の530と申します!

この度、いろいろな理由があってブログで記録をつけていくことにしました。理由は後々述べるとして、、、少しプロフィールを書いていこうかと思います。

 

・田舎の私立中高出身

・現役時代は理系で京大理学部志望。なお足切り

・一浪時に文系にジョブチェンジしてKY塾へ

・現役時代よりも成績が上がるも京大には届かず、二浪目へ

・奇跡的に共テ利用で引っかかった私大へ進学

 

という感じです。細かいところは記事の中でちょこちょこ出していこうと思っています。

次に”京大に入って何がしたいか”ですね。

 自分は小学校の時から歴史が好きで城と神社巡りを趣味としていました。今でも日本史が得意科目です。中学の時も歴史が好きで漠然と社会科の教員になれればなぁなんて思っていました。しかしながら(ここが不幸の始まり?)高1の頃にある本に出会ってしまい素粒子物理学の世界にハマってしまったのです。(ちなみに私の不得意科目は数学と理科です)そうして進路選択で理系へ。2年間頑ば、、、ることなく当然のように落ちました。そうして一浪するというときに周囲から文転を進められ、自分も納得し無事古巣である文系へと戻ったとさ。。。

 そうして一年間は地元のKY塾に通っていました。結局落ちてしまったのですが、ここでいろんな学びを得ることができましたね。それは受験にかかわる内容だけじゃなくて例えば大学進学後のキャリアとか。あと現役時代いかに自分が努力していなかったかを知ることができました。。。努力することを知ったという点で人生の前半戦でいちばん有意義な時間だったと思います。落ちたんだけどね

 

 ではなぜ京大かというと、実のところまだ理学への夢を諦めきれてないんですよね。未だにyahoo ニュースで素粒子物理の記事が出てくると読み込んでしまうくらいには(-_-;)

 そこで京大なんです。京大って自由な学風で有名ですが、いちばんの自由は何かって言うと学内でこたつを広げられることではなく学問に関しての自由だと思うんです。その顕著な例が総合人間学部の存在ですね。大学説明会で何度も強調されてたのが「文理の枠にとらわれない姿勢」だったのですが、これが文理も定まらない優柔不断な自分にあってると思ったんですね。「どっちもできるやん!」って感じですw

総人は主専攻と副専攻の2つを選んで複合的に学べるんですが、その時に「天文学と法学」「哲学と数学」みたいに文理を混ぜることができるらしいんですね。(違ったらごめんなさい。。。)

ただ総人志望というわけでもなく、潜りにも寛容なようなのであえてレベルの高い総人を狙う必要はないのかなぁとは思ていて。。。まぁそんな感じです(適当)

 

 まぁそんな感じで二浪目に突入してしまったわけですが^^;

とりあえず今年の目標は京大合格。今のところは文学部志望です。

ブログでは主に参考書、予備校、季節講習、模試、大学の話題を中心に勉強のじゃまにならないペースで更新していこうと思います

 

 さっきブログ開設の理由を書くって言っちゃいましたが、ぶっちゃけ”やってみたかった”以外にあまりないですw

一年経って振り返れればなぁなんて思ってもいます

成績が芳しくない場合はブログごと消去するかもですがよろしくお願いします!