折りたく仮面浪人の記

二浪仮面の雑記

仮面先でのゼミについて

夏も盛りになってきまして、セミが続々と地中から這い出てミンミンと鳴いております。

そんな中私は仮面先でゼミの案内を受けてきました。

自分は史学科所属なので、ゼミは日本史、世界史、、、等々の中からさらに古代史、中世史、、、と選んでいくわけです。

 

自分は元々日本史を学ぼうと京大を目指していたので、仮面先でも日本史を選ぶ気でいたのですが、ここ数ヶ月間で色々な経験をしていくうちに自分が何をやりたいのかわからなくなってしまいまして。。。

仮面先には面白いゼミがたくさんあるんですよ。たとえば文化人類学とか民俗学とか文化環境学とか、既存の歴史学にとらわれないようなものがあってとても興味をそそられるんですよね。

 

去年の夏期講習中に河合塾のとある先生が浅田彰氏の『構造と力』の話をされていて、その後にちょっと気になって読んでみるとまぁ難しいのなんの。それをなんとか解読しようと橋爪大三郎氏の『初めての構造主義』とか色々読んでいるうちに(浪人中に何やってんだって話ですが)そっち方面も学んでみたいなと思うようになったんです。いや、なってしまったという方が適切か。

『構造と力』の中にも出てくる「中心と周縁」という理論がありまして、私なんかが説明すると誤解を招くので改めて調べてもらいたいんですが、もともと文化人類学者の山口昌男氏が提唱されたものだそうなんです。文化人類学・・・奥が深い・・・。一度そう考えてしまうとそっち方面に惹かれてしまう。

 

あと、京大で史学やるなら文学部だろとツッコまれた方もいると思うんですけど、去年まで文学部志望だったんですけど、上記のような理由で今年は思い切って総合人間にしてみようと考えたわけです。総合人間なら最悪後で変えたくなったときに融通が利くだろうという感じがして。

 

優柔不断ですよね・・・ほんとは志望校なんかで悩む時期ではないんでしょうけど。。。